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攻殻機動隊は、近未来を舞台とするSFアクションアニメで、あのマトリックスにも影響を与えたとされる作品のテレビシリーズのアニメである。

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
原作・協力     :士郎正宗
企画     :石川光久 渡辺繁
監督・シリーズ構成     :神山健治
プロデューサー     :松家雄一郎 杉田敦
脚本     :菅正太郎 櫻井圭記 佐藤大 藤咲淳一 寺戸信寿
制作     :ProductionI.G


攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(こうかくきどうたい スタンドアローンコンプレックス)は、士朗正宗原作の近未来SF・テレビアニメです。

攻殻機動隊は、近未来を舞台とするSFアクションアニメで、科学技術が発達し義体と呼ばれる機械による身体が一般的になってきた時代の話である。人間と人間の体を義体化したサイボーグ、AIによって制御されるアンドロイド、バイオロイドが混在する社会である。
全身義体という脳だけが生身で、他は全て機械の身体というのもめずらしくない時代である。

また、電脳と呼ばれる脳と電子機器とをつなげたものがあり、記憶を電子記憶化させたり、電脳通信という電脳間で電波通信を行える。

攻殻機動隊は、このような近未来の舞台で、様々な犯罪を未然に防ぐ攻勢の組織公安9課(通称:攻殻機動隊)の活躍を描いた物語です。公安9課(通称:攻殻機動隊)は、内閣総理大臣直属の非公式特殊活動部隊であり、公安9課(通称:攻殻機動隊)は主に、情報戦や荒事(格闘戦や銃撃戦など)を得意としています。

公安9課の主な任務は要人警護、不正摘発、テロの未然防止、電脳犯罪の抑止、捜査、検挙などである。

攻殻機動隊は、詳細に綿密に作りこまれた世界観、設定、未来技術の考証などが素晴らしく、多くのSFファンをひきつけた作品である。非常に近未来にあり得そうなリアリティさや、作りこまれた科学技術がSFファンをうならせる。SFファンなら見ずにはおれない作品である。

映画版の攻殻機動隊では、このSF的科学技術や設定が一般の人には難しくて、ついていけない部分があったのですが、テレビ版の攻殻機動隊は、素人にもわかりやすく理解しやすいものになっていますので大丈夫です。

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXは、主に笑い男事件という事件に関しての話がメインである。笑い男事件とは、セラノゲノミクス社という会社の社長誘拐と、マイクロマシンメーカー6社に対する脅迫、もしくはこのサイバーテロによる事件のことである。

笑い男事件の有名なシーンやSFファンをうならせる話は以下のものである。

お天気予報のTV生中継現場に、顔がすっぱり隠れる青いフード付ジャンパーを着た青年(この人物が基本的に笑い男)が拳銃を持って現れ、セラノゲノミクス社という会社の社長を脅迫する。

その時点で犯人の顔は、その場にいた全ての人に見えていたはずなのだが、リアルタイムに現場にいた全ての人々やカメラ、インターネットなど記録された自分の顔の電子記録を、過去にさかのぼってまで、のちに「笑い男」とよばれるマークで上書きをしてしまった。

つまり、電脳化された脳、電子化されたディジタル画像データばかりであるが故に、記憶や画像データを上書きして別の画像データに全て書き換えられ、今見ている映像が別の映像に置き換わって見えているという状況が作り上げられるのである。

こういう話を聞いただけでもものすごい科学技術の話しだなぁとうならせる内容だ。
この部分のエピソードを聞いただけでも、SFファンなら思わず見たくなるような話である。

非常に面白い近未来SFアクションアニメなのでぜひオススメします。

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