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つい最近、新世紀エヴァンゲリオンの再映画化が決定されて、再び話題を振りまき始めた90年代を代表するアニメのエヴァンゲリオンです。

新世紀エヴァンゲリオン
  • 企画・原作 : GAINAX
  • 企画 : Project Eva.
  • 掲載 : 角川書店、月刊少年エース
  • 監督 : 庵野秀明
  • 制作協力 : Production I.G、ベガエンタテイメント、スタジオジブリ
  • アニメーション制作 : タツノコプロ、GAINAX
  • 製作 : テレビ東京、NAS

あのエヴァンゲリオンが再映画化されることが決まって、戻ってくることになりました。
一般社会にまで多大な影響を与えたアニメ作品として、宇宙戦艦ヤマト、機動戦士ガンダムに続いて、新世紀エヴァンゲリオンが上げられるほどの作品です。

一部のSFファンやオタク層から絶大な人気をほこるアニメです。

エヴァンゲリオンの内容は、2000年にセカンドインパクトと呼ばれる大災害から復興した2015年の日本を舞台としています。

この時、人類は”使徒”と呼称される怪物の脅威にさらされており、使徒に対抗する組織として、NERVという国連の下部組織が日本に存在します。

日本の長野の地下には、ジオフロントと呼ばれる大きな地下空洞が存在し、そのジオフロント内にNERVの基地が設置されています。

NERVは、使徒に対抗できる兵器として、汎用人型決戦兵器のエヴァンゲリオンというロボットを開発していた。そのエヴァンゲリオンのパイロットには、何故かセカンドインパクト後に生まれた14歳程度の子供しかエヴァンゲリオンに搭乗できないという設定になっている。

その14歳のエヴァンゲリオンのパイロットは、主に
碇シンジと、 惣流・アスカ・ラングレー、 綾波レイのたった3人だけです。
 
使徒は常に、NERVの基地を目指してどこからともなく日本にやってくる。
使徒の基本目的は、どうやらNERVの基地にあるアダムと呼称される物体と接触して、人類を滅ぼすサードインパクトを起こすのが目的であるらしい。

そのため、使徒との対決は人類の命運を握る一大大決戦であるということになる。
そして、使徒を倒せるのは、ATフィールドというバリアを破壊できるエヴァンゲリオンだけということになっている。

その人類の命運を握る戦いを、エヴァンゲリオンを操縦できる14歳の少年、少女の 碇シンジや、 惣流・アスカ・ラングレー、 綾波レイに託すしかないというのがエヴァンゲリオンの世界の状況である。

人類の命運をかける過酷な戦いを、14歳の少年、少女の 碇シンジや、 惣流・アスカ・ラングレー、 綾波レイに託すしかないという状況そのものがいきなりに不条理な話です。大の大人達は、援護射撃したり応援したりするだけ・・・ていう状況ですからね。しかもその援護射撃とかって基本的に対して使徒に対して効果がないし・・・。

実質、大人達は背後から指示と応援(バックアップ)をしているだけ?という感じで、現場で一番危ない仕事をさせられ、過酷な戦いを強いられているのは、いつも14歳の少年、少女の 碇シンジや、 惣流・アスカ・ラングレー、 綾波レイだという・・・。

実際、怪我をしたり精神崩壊やら精神汚染やら命の危険にさらされているのは、エヴァンゲリオンのパイロットの方です。

この状況を冷静に考えれば、いったい大人達に何やってるの?
と思いたくなります。
普通に大人でも誰でも操縦できるロボットを開発しておくべきだったのでは・・・
というアニメの設定にグチっても仕方がありませんが、おそらくアニメ的な演出として、どうしてもロボットのパイロットに少年、少女を搭乗させたかったということでしょう。

それにしても、エヴァンゲリオンのパイロットであるわずか14歳の少年、少女の 碇シンジや、 惣流・アスカ・ラングレー、 綾波レイがかわいそうでならないもので。

わずか14歳で人類の命運を任せられて、無理やりにでも何でもいいからエヴァンゲリオンのロボットに乗れー、それで何としても使徒を倒せーて大人達が軽く指示してくるという。

おいおい大人ども、現場よりはまだ安全な場所から軽く言うなよと私ならいいたくなります。

最後あたりは、何だか全員精神崩壊したかのような展開で正直、心に傷が増えるような感じです。

前半あたりまでは結構、軽いノリのアニメの部分が多いのですが、後半は心にずしりとくるような展開が続き、テレビ版の最後は物議をかもし出したぐらいの内容だったりします。

一応、映画版で完結を見たのですが、今度また何やら映画化されるようです。今度こそは、まともな(?)完結が描かれるのだろうかとひそかに期待しておきましょう。
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