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トリックは、仲間由紀恵が演じる自称天才マジシャンこと山田奈緒子と、阿部寛が演じる物理学の助教授(トリック2では教授)こと上田次郎が、数々の超常現象という名のトリックの解決に挑むコメディ要素満載のミステリーテレビドラマである。

トリック
  • チーフプロデューサー:桑田潔(tv asahi)
  • プロデューサー:吉川大祐 (tv asahi) 、蒔田光治、山内章弘(東宝)
  • 制作プロダクション:オフィスクレッシェンド
  • 製作:tv asahi(劇場版までは全国朝日放送)、東宝株式会社

第1シリーズ

  • 脚本:蒔田光治、林誠人
  • 監督:堤幸彦、保母浩章、大根仁、木村ひさし

第2シリーズ

  • 脚本:蒔田光治、太田愛、福田卓郎
  • 監督:堤幸彦、木村ひさし、鬼頭理三

第3シリーズ

  • 脚本:蒔田光治、林誠人
  • 監督:堤幸彦、木村ひさし、丸毛典子

トリックは、最近ではauのCM等で有名なあの仲間由紀恵がブレイクするきっかけとなった作品である。

天才マジシャンで売れっ子を自称する山田奈緒子(仲間由紀恵が演じる)だが、実際は人気がなく毎度奇術関係の団体をクビになり、家賃も払うのに困っているという程度のマジシャンである。

しかしながら、自称天才マジシャンの血が騒ぐのか、インチキトリックの超常現象を見るとむしょうにそのトリックを暴き立てたい性分らしく、物理学助教授の上田次郎とともに数々の超常現象という名のインチキトリックを暴いていくことになる。

出身は沖縄出身という設定で、仲間由紀恵の身体的特徴である貧乳が、山田奈緒子を語る上での一つの特徴となっている。トリックの物語では、山田奈緒子が貧乳で困っていますという話が出てくるほどだ。

トリックの山田奈緒子について上記のように見ていくと、何となく山田奈緒子は仲間由紀恵本人のその当時の状況とかぶっているような気がしてならない。

仲間由紀恵は、トリックに出演する前の当時、アイドルや歌手、アニメ声優などで頑張っていたアイドルタレントらしいがほとんど誰にも知られることもなく、トリックの山田奈緒子同様、まるで人気がなかった。

それがこのトリックで仲間由紀恵は、注目されることになったのだ。
トリックは、仲間由紀恵の出世作と言えるだろう。

一方、阿部寛が演じる物理学の助教授(トリック2では教授)こと上田次郎は、どんと来い超常現象!とか言いながら、まるでインチキトリックの超常現象を見破れず、自称天才マジシャンの山田奈緒子に頼ってばかりだ。

上田次郎は態度はデカイが気は小さく、インチキトリックの超常現象を見るとすぐに気絶してしまうのが得意技だ。また、すぐにインチキトリックの超常現象などに騙されている。

トリックを語る上で欠かせない存在が、生瀬勝久が演じるヅラ警部補こと矢部である。明らかに誰が見てもわかるヅラを被っているのが特徴で、そのヅラがづれたりするのが面白い。トリックのコメディ要素を強くさせている面白キャラである。

いつも山田奈緒子と上田次郎が事件に遭遇すると、何故か必ずやってくるのがヅラ警部補こと矢部である。よく事件を複雑化させたりしてくれる。

ミステリードラマでありながら、どちらかというとコメディドラマっぽいのは、仲間由紀恵や阿部寛、生瀬勝久らがコメディよりのキャラだったからのか、監督の好みだったのだろうか。

少なくとも、仲間由紀恵や阿部寛、生瀬勝久らが非常に活き活きして演じているこのトリックは、非常に面白いです。
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